給付10万は年金20万に消える:晴のち雨
こんばんは、ふみとです。
私は大学に4年間、大学院には(休学中を含め)6年間在籍していました。
その期間は、国民年金を「学生猶予」という手続きで支払っていません。
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この猶予というもの、納付の「免除」とは異なり、年金受給資格を得るための「支払い期間」としてはカウントされます。受給のために必要な支払い期間は10年ですから、私はもうその資格を満たしています。
必ず未納分を支払わなければいけないというものではありません。しかし、支払額は当然「ゼロ」なので、このままでは貰える額が減ります。
学生猶予分を遡って追納できる期間は10年。私は追納の手続きをすっかり忘れていたので、成人してから最初の半年分は既に払えなくなっていました。
国民年金は1年分で20万円弱ありますから、未納の9年分をおいそれと払えるものではありません。ですので、とりあえず市役所の窓口で1年分の振込用紙をもらう手続きをしました。
どのくらい纏めて支払うかは、1ヶ月分単位で自分の好きなように決められます。管轄の年金事務所に電話することでも手続きは可能です。
やっぱり支払わなくて良いと考えなおせば、支払いをしない選択も可能です。
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退職に伴い、また国民年金を支払わねばならなくなってしまったので、この手の出費は増える一方です。
特別定額給付金がいつ振り込まれるのかは知りませんが、丸々年金の支払いに充てて終わりの予定です。短期的にはむしろ10万の赤字です…。
私は運よく家賃を支払う必要がない環境で暮らしているのでかなり恵まれています。それでもやはり、お金を配るよりも各種の支払いを免除・猶予してもらうことで救われる人は多いだろうなと感じます。
それでは、また。